何はともあれ、まずPythonを使ってみましょう。
そのためには、Pythonのインストールが必要ですね。
「Pythonオフィシャルページ」や「日本pythonユーザ会」のWebサイトから最新版をダウンロードすることができます。
Windows用、Mac用それぞれインストーラが用意されていますので、ご自身の環境に合うものをインストールすればOKです。
最新版は、2011/11/5現在以下のとおりです。
- Python 3.x は Python 3.2.2(released on September 4th, 2011)
- Python 2.x は Python 2.7.2(released on June 11th, 2011)
さてさて、Python は、現在 2.x と 3.x がありますね。
どちらを使ったらいいの?と素朴な疑問が。
どっちでも、まぁいいかぁーなんて言わないでください。
Python 3.0では、Python 2で書かれたスクリプトが動かなくなるような実装が行われた。なぜ、後方互換性を崩してまで大きな仕様変更を行ったのか。それは、PythonがよりPythonらしくあるためだ。
この記事にもあるように、3.x は後方互換が崩されています。(柴田 淳氏)
それは、気まぐれではなく、「PythonがよりPythonらしくあるため」です。
こんなところも、潔くて、格好良いですよね!素晴らしい「断捨離」っぷりです。
2.x を使っても、3.x を使っても、pythonを始めることは簡単にできます。
ただ、2.x と 3.x の違いを把握しておく必要が少なからずあるというわけですね。
GAE や Django など、3.x系に未対応のものもありますので、2.xを使うしかないということもあるでしょう。
どんな状況でPythonを使いたいのか、それによってどちらなのかが決まってくるわけです。
ただ、「Pythonをこれから始めて、ちょっとしたツールでも」というのであれば、両方同時に使ってみることを、私はおススメします。